東京一人暮らし.com

初めて東京で暮らす方へ

陳家私菜有楽町店(有楽町)|看板メニューの麻婆豆腐は絶品!激辛好きは1度は訪れるべし。

今回訪ねたのは激辛麻婆豆腐で有名な有楽町の陳家私菜有楽町店。

この店は都内に数店舗を構えるのだが、どの店舗でもオーナー自ら中国で仕入れた貴重なスパイスを使用しており、特にそれを使用した麻婆豆腐やよだれ鶏といった料理は絶品と言われている。

各種メディアでも何回か紹介されたこともあり、どの店も大盛況のようだ。

今回は親しい中国人の友人、孫もつれてどのようなものか食べにいくことにした。

 

店内に入ると、まず中国人の店員から予約の有無を確認された。

していないことを伝えると、何やらノートを見ながら予約を確認している。

どうも予約で19時から満席のようで、それまでだったらなんとか案内できるとのこと。

更に店員と話してみると、どうやら普段から常時満席のようで、基本的には予約がないと入れない場合が多いようだ。

とりあえず今日のところは長居するつもりもないので、OKしてテーブルに案内してもらった。

 

席につくとまず目についたのが特製であろうラー油。

激辛を売りにしていることもあり、スパイスにはかなりのこだわりがあることが伺える。

メニューを見た感じだと全体的に品数と価格は普通といったところだろうか。

辛くない料理もあるが、ここはおすすめである麻婆豆腐とよだれ鶏を頂くことにした。

ちなみにオーダーの際は辛さをどうするか店員が聞いてくるのだが、初めてなので中辛をチョイスすることにした。

 

生ビール 銘柄はサントリーのプレミアムモルツ

 

お通し ハチノスの和え物と枝豆

 

ビールを飲みながらオーダーした料理が届くのを待つ。

ふと店内を見回すと客は多くは日本人のようだ。

スーツ姿が目立つことから仕事終わりのサラリーマンだろうか。

店員はほぼ中国人、満員の店内で忙しそうに注文取りを行っている。

客はおおむね麻婆豆腐を注文しているようだが、日本人が多いからか辛くないエビチリや餃子といったメニューも結構注文があるようだ。

そうこうしながら待つこと数分、オーダーした料理ができあがった。

 

頂天石焼麻婆豆腐 加熱した石釜の中でぐつぐつと煮立った状態で運ばれてくる。

 

よだれ鶏  蒸した鶏に特製のソースがかかっていてスパイスの香りがなんとも香ばしい。

 

まず目を引いたのが店の看板メニューである麻婆豆腐。

スポンサードリンク

ここの物は熱々に熱した石釜にいれられており、テーブルについてもぐつぐつと煮立って湯気とともになんともいえないスパイシーな香りが漂っている。

一口食べてみると、たしかに辛いがただ単に辛いだけでなく絶妙に調合されたスパイスの香りがなんともすばらしい。

豆腐自体の香りもよいと思いつつ、ふと脇に店の脇に目をやる栃木県日光市の豆腐のダンボールが山積みになっていた。

わざわざ取りよせているのだろうか、豆腐へもこだわりがあることが伺える。

 

麻婆豆腐 小皿に取りながら食べる。石焼窯で運ばれてきているのでいつまでたっても冷めない。

 

次にもう1つの看板メニューであるよだれ鶏を食してみる。

食べた瞬間麻婆豆腐同様辛さとスパイスの香りが口の中に広がりなんとも味わい深い。

よく中華料理店で見かけるよだれ鶏は蒸した鶏に単にラー油やゴマだれのようなものをかけただけのお粗末な物が多いのだが、この店の物は違う。

タレの中にも多数のスパイスが調合されていることが見た目からも分かり、この店のよだれ鶏へのこだわりがいかに大きなものが伺える。

 

ここで2品を食べたわけだが、まだお腹に余裕があったので〆として刀削麺を頂くことにした。

ちなみに先ほどの2品を同行した中国人、孫に感想を聞いてみたところ

「お母さんの作った麻婆豆腐の味に近く、とても美味しい。東京で食べた麻婆豆腐の中では1番かもしれない。」

と、絶賛していた。

まあ基本的に日本の麻婆豆腐は甘くてとろみの強い物が多いから、こういったきちんと自分でスパイスを調合した麻婆豆腐でないと美味しくないのだろう。

中国人が自分の母親の味に近いと言っているということは、まさにこれこそが本場の味なのであろう。

そう話しているうちに注文した刀削麺が運ばれてきた。

頂天石焼麻婆刀削麺 写真は麺だけを撮影したもの。これと別途に石焼麻婆豆腐がついており、麺と麻婆豆腐を絡めて食す。

 

見た目は日本のきしめんのようで、太く平くなっており全体的にもちもちとした食感。

これを別途ついてきた石焼麻婆豆腐に付けて食べる。

1口食べてみたが、どうも麺の味が強くてさきほどの麻婆豆腐のスパイシーさが薄れてしまっているように感じる。

箸で麺をすくうとどうしてもレンゲで食べる麻婆豆腐は食べにくい。

また、時間が経つにつれて麺どうしがくっついてしまい、なんとも食べにくい状態となってしまった。

ただ麺自体は味、食感共にすばらしいと思う。

次回来た時は通常のスープに入った状態の刀削麺を頂くことにしよう。

 

そうこうしている内に予約が入っている19時になったので店を出ることにした。

価格は総じて1品あたり800円前後といったところで、銀座の近くという立地を考慮すると比較的安い方だと思われる。

唐辛子や山椒といった香辛料の使い方が素晴らしく、どの料理もただ辛いだけではなく、奥ゆかしいスパイスの香りがするので是非とも味わってほしい。

注文時に店員が辛さを確認するので、激辛が得意な人は思う存分唐辛子を加えてもらうのがいいだろう。

ただ店員にも聞いた通り、いつも混んでいるのでなるべく予約をしてから来ることをオススメする。

 

陳家私菜有楽町店

東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビルB1

tell 03-3214-5888

HP http://www.chin-z.com/

スポンサードリンク

Updated: 2017年1月9日 — 1:16 PM
東京一人暮らし.com © 2015 Frontier Theme